●018 秋の夜 あきのよ 〇つゆおくくさばにまたまみだれ

 表題:秋の夜
 読み:あきのよ

 収録:(A)球溪歌集「四季」 犬童信蔵著 音樂教育書出版協會 1936(S.11).11 ◎[A3-1],Copy=[Ka1]
    (B)鈴蘭樂譜 22 成樂會 1924(T.13).9 ◎Copy=[P27]

 記譜:単声(伴奏付き) ト長調 3/4

 インチピット:ミ|ミミ|ミレミ|ソファ|ミミ

 曲:ヒンメル,フリードリヒ・ハインリヒ(Himmel, Friedrich Heinrich)(1765-1814)[ドイツ]か?
 詞:(A)犬童球渓 (B)犬童信蔵 ※1931(S.6)作詞(自著疑問) S.13.9作詞


[詞] ※「四季」より

1.露おく草葉に 眞玉(またま)亂(みだ)れ
  百千(ももち)の虫の音(ね) しらべ清く 聲をきそふ

2.雲なきみ空に 翼つらね
  とわたる雁がね 誰(た)が玉章(たまづさ) かけて来(き)つる

3.そよふく涼風(すゞかぜ) 窓に入(い)りて
  妙なる笛の音 冴ゆる月に とほくひゞく


  (B) 一部違い(漢字&送り)
3.後半
  清けき笛の音 さゆる月に 遠くひびく


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